プチグレン

Petitgrainはフランス語で《小さな粒》という意味です。
もともとはこの小さな粒のような未熟なオレンジの果実から抽出したオイルということから由来しています。

枝と葉っぱから抽出するため、若干青臭さがあり少しネロリに似た香りがするのが特徴です。

 

データ

学術名citrus すらんちうm
科名ミカン科
主となる産地チュニジア、スペイン、イタリア
抽出部位葉、枝
抽出方法水蒸気蒸留法
BF2~3
ノートミドル

プチグレンの香り成分

エステル類酢酸リナリル(40~55%)
酢酸ゲラニオール(5%)
モノテルペンアルコール類

リナロール(20~30%)
αテルピネオール(2~10%)

セスキテルペン炭化水素類βカリオフィレン(5%)

 

プチグレンの効果・効能

心への主な効果

とっさの出来事で驚いたり、感情が揺さぶられ動揺した時などにその高ぶりを鎮めてくれます。
副交感神経の働きを高めて自律神経のバランスを調整してくれるので、リラクゼーションに有効的。

身体への主な効果

アレルギー性の鼻炎や風邪予防にも効果的で免疫機能を刺激し、体の抵抗力を高めます。冷え症や疲れなどなかなか解消されにくい時などに、全体の筋肉の緊張をほぐしてリラックス効果をもたらしてくれます。むくみなどの症状にも役立ち、リンパマッサージなどで循環を良くすると有効的です。

肌(皮膚)への主な効果

皮膚組織の活性化で日焼けの後の肌のお手入れにもプチグレンのアロマローションを作って使えば、乾燥してしまった肌への栄養補給をしてくれ肌を守ってくれる効果を発揮してくれます。匂いの気になる夏には、デオドラント効果により消臭対策もできるので夏には大活躍します。

注意事項

車の運転や集中したい時は、使用を避けて下さい。

この記事を書いた人

英国RQA認定アロマセラピスト 森安 規恵

私は1999年に渡英しアロマセラピーに出会い、勉強すればするほど、素晴らしいツールだと気づきました。
しかし、日本ではまだまだ使いこなせていないのが現状!
このページを通して少しでもアロマセラピーを家庭で実践できるようになっていただけたらと思い、ホームページを作りました。
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