ベルガモット

心身をリフレッシュさせる繊細な柑橘系の香り。オレンジやレモンとはまた一味違った香りを楽しめ、香水の原料としても多く利用されています。感染症の予防や緊張をほぐしてくれる特徴があります。

学術名Citrus bergamia
科名ミカン科
主となる産地イタリア、モロッコ
抽出部位果皮
抽出方法圧搾法・水蒸気蒸留法
BF2~3
ノートトップ

ベルガモットの香り成分

モノテルペン炭化水素類

リモネン(30~40%)

エステル類酢酸リナリル(20~30%)
モノテルペンアルコール類リナロール(10~15%)
フロクマリン類ベルガプテン(~5%)

主要成分リモネンで気分のリフレッシュ作用が強く、リラックスできる香りです。光毒性のベルガプテンが含まれるのは、圧搾法で抽出された精油になり、水蒸気蒸留法で抽出された精油にはベルガプテンが含まれないベルガプテンフリーの精油となります。

ベルガモットの効果・効能

心への主な効果 

交感神経の過剰な活動を鎮めいら立ちを和らげます。不安や気分の落ち込み、神経の緊張などを緩和する作用もあります。

身体への主な効果

消化器系の不調を改善し、泌尿器系にも働きかけることが特徴です。特に、神経系の胃腸のトラブルに優れた効果を発揮します。ストレスによる下痢や便秘、食欲不振、過食にも有効です。

肌(皮膚)への主な効果

疲労などによるストレスで負担をかけたお肌のトラブルに有効的です。ストレスで皮脂分泌が過剰になっている時のニキビ、吹き出物、湿疹、傷、皮膚や頭皮の脂漏といったトラブルも改善します。

注意事項

刺激が強いので、敏感肌の方は使用を控えて下さい。使用直後は、直射日光を避けて下さい。

この記事を書いた人

英国RQA認定アロマセラピスト 森安 規恵

私は1999年に渡英しアロマセラピーに出会い、勉強すればするほど、素晴らしいツールだと気づきました。
しかし、日本ではまだまだ使いこなせていないのが現状!
このページを通して少しでもアロマセラピーを家庭で実践できるようになっていただけたらと思い、ホームページを作りました。
【講師プロフィールを見る】