レモン

強い消毒作用のあるレモンは、マラリアが流行したときも活用されたそうです。レモンの爽やかな香りが気分のリフレッシュになったり、集中力を高める他、免疫力を高め感染症の予防にも有効的と言われています。

学術名Citrus limon
科名ミカン科
主となる産地アメリカ、イスラエル、アルゼンチン
抽出部位果皮
抽出方法圧搾法・水蒸気蒸留法
BF4~5
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レモンの香り成分

モノテルペン炭化水素類

dリモネン(60%~)
α-ピネン(~3%)
β-ピネン(10~15%)
γ-テルピネン(5~15%)

アルデヒド類シトラール(微量)

主要成分リモネンがほぼ全体を占めているのでリラクゼーションに適しています。

レモンの効果・効能

心への主な効果

沖や興奮により気分のコントロールができなくなった時に、興奮を鎮め気持ちを落ち着けることができます。また、冷静になりたい時や判断力が必要な時に力を与えてくれる精油です。

身体への主な効果

血行促進のあるレモンは血圧降下や貧血を緩和させる作用があります。冷え性の改善にも役立つ精油です。風邪、インフルエンザなどの感染症にも有効的で、抗ウィルス作用もあります。

肌(皮膚)への主な効果

殺菌、消毒作用や止血作用があるので切り傷や擦り傷など消毒液としてクリームやオイルに希釈して塗るととても役立ちます。

注意事項

刺激が強いので、敏感肌の方は使用を控えて下さい。使用直後は、直射日光を避けて下さい。

この記事を書いた人

英国RQA認定アロマセラピスト 森安 規恵

私は1999年に渡英しアロマセラピーに出会い、勉強すればするほど、素晴らしいツールだと気づきました。
しかし、日本ではまだまだ使いこなせていないのが現状!
このページを通して少しでもアロマセラピーを家庭で実践できるようになっていただけたらと思い、ホームページを作りました。
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