ジュニパーベリー

森の中にいるような森林浴の香りが特徴のジュニパーベリーは、心や体、空気を浄化してくれることで知られています。日本で言えば、檜が代替となります。お肉料理の殺菌にも使用されますが、古くからヨーロッパでは伝染病の予防として使われてきました。中世の頃からジュニパーベリーを玄関に飾り魔除けとしても使われていたといわれます。

データ

 

Juniperus Communis

科名ヒノキ科 
主となる産地ハンガリー・フランス。イタリア
抽出部位
抽出方法水蒸気蒸留法
BF3~4
ノートミドル

ジュニパーベリーの香り成分

モノテルペン炭化水素類α-ピネン(30~40%)
ミルセン(10~15%)
β-ピネン(微量)
サビネン(10~15%)
セスキテルペン炭化水素類カリオフィレン
モノテルペンアルコール類テルピネン-4-オール

 

ジュニパーベリーの効果・効能

心への主な効果

心を浄化するので、頭の中がクリアになり神聖な気持ちにさせてくれます。ポジティブに前を向いて歩くお手伝いができる香りです。

身体への主な効果

利尿作用とても高く、泌尿器系のトラブルの改善に役立ちます。循環器系の促進作用もあるので、新陳代謝を高め、体内から余分な水分や老廃物を排出する作用があり、むくみや肩こり、筋肉痛、腰痛、関節痛などの予防になります。

肌(皮膚)への主な効果

脂性肌を清掃する作用、殺菌、消毒作用もあるので、ニキビや吹き出物、毛穴のつまりを浄化してくれます。デオドラント作用にも優れており、体臭を抑えるので、スポーツ後などにおススメです。

注意事項

腎臓の疾患がある方は腎臓に刺激を与えすぎない程度にお使いください。妊娠中は使用しないこと。高濃度での使用は皮膚に刺激があるので、注意して下さい。

この記事を書いた人

英国RQA認定アロマセラピスト 森安 規恵

私は1999年に渡英しアロマセラピーに出会い、勉強すればするほど、素晴らしいツールだと気づきました。
しかし、日本ではまだまだ使いこなせていないのが現状!
このページを通して少しでもアロマセラピーを家庭で実践できるようになっていただけたらと思い、ホームページを作りました。
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