ユーカリグロビュラス

オーストラリアが原産のユーカリは、コアラの主食で有名ですが、先住民のアボリジニが古くからユーカリの葉を傷薬として取り入れて使用されており発見されたそうです。

データ

学術名Melaleuca alternifolia
科名フトモモ科 
主となる産地オーストラリア
抽出部位
抽出方法水蒸気蒸留法
BF1
ノートミドル

ユーカリグロビュラスの香り成分

オキサイド類1.8シネオール(70~90%)
モノテルペン炭化水素類リモネン(~10%)
α-ピネン(10~20%)
セスキテルペン炭化水素類アロマデンドレン(~5%)

主要成分はオキサイド類の1,8-シネオールで、ユーカリプトールと言われる物質が全体の約70%以上を占めています。成分として、抗菌、抗ウイルス、去痰作用などがあり、鼻やのどのトラブルに有効です。

ユーカリグロビュラスの効果・効能

心への主な効果

集中力を高めたい時などに有効的です。頭の中がすっきりしないときなどにもクールダウンさせる香りとして有効的に使用できます。仕事や勉強の時のリフレッシュメントにおススメです。

身体への主な効果

主成分のユーカリプトールは、呼吸器系のトラブル解消オイルです。例えば、痰を除去したり、気管支炎の緩和。そして抗ウイルス作用もあるので、風邪や咽頭炎、副鼻腔炎などにも有効性を発揮してくれます。また、免疫向上の働きから、風邪やインフルエンザ予防にも役立ちます。

肌(皮膚)への主な効果

癒傷作用があるので、傷などの回復に有効的です。また、抗炎症作用があり、軽いやけどや発疹にも有効です。

注意事項

肌に刺激を感じることがありますので、敏感肌の方はご注意ください。妊娠中は使用しないようにしましょう。乳幼児への使用や授乳中もお避け下さい。

この記事を書いた人

英国RQA認定アロマセラピスト 森安 規恵

私は1999年に渡英しアロマセラピーに出会い、勉強すればするほど、素晴らしいツールだと気づきました。
しかし、日本ではまだまだ使いこなせていないのが現状!
このページを通して少しでもアロマセラピーを家庭で実践できるようになっていただけたらと思い、ホームページを作りました。
【講師プロフィールを見る】